独立・起業・開業は開業したお店や事務所を会場にお披露目パーティーを行う事があります。パーティーに参加された方へは会場でのおもてなしがお返しにあたります。しかし遠方や多忙のためにパーティーに参加できず、郵送で頂き物があった場合は頂いたギフトの3分の1～半額程度を目安にお礼のお品を贈ります。独立開業の嬉しさのあまり、自分のお店のクーポンばかりだと「売り込み」に感じられるため、もらった相手が喜ぶものにしましょう。

頂いたお祝いへのお返しなのでそれほど高価なものは必要ありません。しかし、極端に安すぎるものやありきたりのものより、できればキラリと光るお品を贈ることができれば、独立後に周囲にセンスの良さを印象付けることができるでしょう。贈り物は年齢や性別を問わずに喜ばれるにはフルーツギフトがおすすめです。普段食べなれない、見慣れないものだからこそ会話も弾むことでしょう。

大きな目標を持って取り組んできたことに対して「頑張ったね！」「お疲れ様です」と同僚や上司からの気持ちへお礼を伝えるのが独立・起業・開業ギフトです。応援してくれたことへの感謝の気持ちを伝え、喜ばれるには一筆箋を添えることをおすすめします。届いた贈り物にメッセージがついているだけで喜ばれることは間違いありません。贈る側は「たった一文のメッセージだし…」と遠慮することはありません。ぜひ積極的に一筆箋を活用しましょう。

独立開業祝いのお品をもらってすぐお返しをすると「借りを作りたくない」かのような印象を与えかねません。受け取って1週間前後して落ち着いたタイミングでも遅くありません。

基本的にお返しは不要ですが、贈り物をする場合は3,000～5,000円を目安にしましょう。頂いたお品が高価なものであれば3分の1から半額程度。

・高額なお品…基本的にお返しは不要で、贈り主様もそれを期待していないことがほとんどです。頂いたお品と同額、それ以上のものを贈ると相手を恐縮させてしまうだけでなく、好意への感謝が伝わらない場合があります。