敬老の日

敬老の日は日本の文化

2018年の敬老の日は9月17日(第3月曜日)です。アメリカでは祖父母の日、中国では重陽節といった名称で年配者を敬う日がありますが、日本のように祝日になっている国は珍しいようです。今の豊かな日本社会の礎を築いた先人の年配者を敬い、健康長寿を願う敬老の日。毎年祝日になっているこの日はぜひ大切な父母や祖父母へ日頃の感謝を伝え、お祝いしましょう。あなたの心が伝わればきっと喜ばれることでしょう。
受け取る側にショックを与えないように注意を

敬老の日にプレゼントを贈るのは何歳から?というのが多くの人が持っている疑問ではないでしょうか?一般的には「60歳以上」の方とされています。しかし、当の60歳以上の3人に2人が「自分が高齢者ではない」と考えていることが意識調査で明らかになっています。そのため、60歳になったばかりの人に対して、敬老の日の贈り物をすると「年寄り扱いをされた」とショックを与えることになりかねません。

特に気持ちの若い人に対しては「敬老の日ギフト」というものではなく、「御礼」の熨斗とメッセージをつけて日頃の感謝の気持ちをプレゼントするという名目で贈るのが良いでしょう。
「贈って喜ばれるギフト」No.1は食事・グルメ。物より思い出や体験を重視
日本生命保険相互会社が2014年8月に実施した「敬老の日 意識調査」によると、「敬老の日に贈りたいプレゼント」、「敬老の日にもらいたいプレゼント」共に「食事・グルメ」が1位という結果になりました。旅行や酒類がそれに続きます。年配者はすでに欲しいものは十分に充足していることが多く、お祝いの日は「物より思い出」を重視していることがこのアンケート結果から分かります。特に家族との普段食べない上質グルメを共に楽しむ体験や思い出が喜ばれることが分かります。その他、遠方に住んでいる子供や孫からの「電話でのお祝い」「メール」などもランクインしています。
敬老の日を期待しているのはたったの8%。だからこそ喜ばれる大きなチャンス

株式会社シニアコミュニケーションが2011年8月に実施した「年齢や健康に関するアンケート」によると敬老の日を「自分が対象のお祝いの日」と考えている年配者はたったの8%という結果が明らかになっています。今の60代は老いを感じさせないような元気な人が多く、実年齢より気持ちが若い人が多い事がその一因にあるようです。しかし、感謝の贈り物をしてもらって喜ばない人はいません。そこで贈り物をする時は「日頃の感謝と今のまま健康でいて欲しい」という気持ちを伝えるのはいかがでしょうか。「老齢者だから」ということではなく「いつまでもあなたらしいままで」という気持ちを伝えるようにするのです。 受け取ることを想定していないからこそ、食を通じた上質体験をプレゼントすることで喜ばれる事は間違いありません。普段想っている感謝の気持ちを伝えて喜ばれる大きなチャンス、それが敬老の日です。
果物ギフトなら喜ばれる

敬老の日の贈り物をすでに生活必需品を買い揃えている年配者へのギフトと考えると、物より「体験・思い出」をプレゼントすることで喜ばれます。肥後庵では高級フルーツギフトを提案させて頂いています。普段は口にすることの少ない高級果物の詰め合わせで「とてもおいしく食べることができ、いい思い出になった」とお声を寄せて頂いています。また、高齢者にとっては果汁がずっしり詰まったフルーツを買い求めるのはかなりの負担で、運搬中に傷めないようにと気も遣います。おいしいものを郵送でお届けするので受け取りが楽だと喜ばれています。
マスクメロン&巨峰&梨
¥6,800(税込)
高級果物の王様マスクメロンと、スッキリした甘さとほんのり酸味がおいしい巨峰、さらにサクサク歯ごたえとしたたる果汁がたまらない梨という豪華な高級フルーツ詰め合わせ!一生忘れられない敬老の日ギフトにしたい方におすすめです。

シャインマスカット&巨峰
¥5,400(税込)
種なし皮ごと食べられる大粒シャインマスカットと、スッキリした甘さとほんのり酸味のぷるぷる果肉がたまらないぶどうの王様、巨峰の2大ぶどう詰め合わせ。季節感と気品にあふれ、喜ばれる敬老の日の贈り物におすすめです。

39秋の味覚セット
¥3,900(税込)
秋をまるごと堪能できる盛りだくさんの詰め合わせ。いろいろな味を楽しめる贅沢体験をギフトにいかがでしょうか?敬老の日に喜んでもらいたい、という気持ちが伝わる贈り物ならこれで決まり!



【メッセージを書くときのポイント】
敬老の日は日頃の感謝や元気でいて欲しいという気持ちをしっかり伝えましょう。普段、家族から手紙をもらう機会はなかなかないからこそ、グッと心に染み入るはずです。受け取るものが何であっても感謝の手紙に勝るものはないでしょう。
・感謝をしている内容について書く
・楽しかった思い出
・健康を願う言葉など
【文例集】
▶▶▶離れて暮らす娘から義理の両親へ
いつも私たちのために、おいしい贈り物や温かいお言葉をありがとうございます。まだまだ若輩者でお父さん、お母さんから教わることが多く感謝の気持ちでいっぱいです。出産後は何かと忙しくてそちらに伺う事が出来ていませんが、日頃の感謝といつまでも健康でいて欲しいという気持ちを込めて果物を贈らせて頂きました。いつまでも元気で、仲良くお過ごしくださいね。

▶▶▶実家の両親へ
健康に元気で過ごしていますか?いつも田舎から届く野菜のおかげで、私たちはとても元気です。一生懸命心を込めて作ってくれた野菜は一つも残さず食べています。いつももらってばかりなので、たまには私から感謝の気持ちにお二人が好きなメロンを贈ります。今年も残暑が厳しいですが、体にいいものを食べていつまでも元気でいてください。

▶▶▶孫から祖父、祖母へ
今年も健康に敬老の日を迎えられておめでとう!今日まで元気に過ごしてくれていることに感謝しています。仕事が忙しく、なかなか自炊が出来ずにいた私ですが、彼女もできて栄養のある食事をとれるようになりました。いつも心配ばかりかけてごめんなさい。今回は季節の果物を贈ります。楽しんで食べてもらえるとうれしいです。今年のお正月はそちらに帰るのでまたゆっくり話しましょう。

【敬老の日の熨斗(のし)の書き方】
「贈り主」:姓/姓名
「表書き」:祝敬老の日/敬寿
「水引き」:紅白蝶結び
敬老の日ギフトを贈るタイミング
プレゼントを事前に用意しておけば敬老の日当日に手渡しすることができます。遠方に住んでいたり、通信販売でギフトを用意する場合は必ずしも当日でなくても、到着日は敬老の日の週にできれば問題ありません。また、せっかくですからギフトが届く頃に電話や手紙で日頃の感謝を伝えると喜ばれるでしょう。

贈り物の金額相場
金額に決まりはなく、一般的に多いのは3,000円〜5,000円程度ですが、1万円程度の高額なプレゼントを贈る方もいるようです。

避けた方が良いギフト
・老眼鏡や補聴器など…「老い」を感じさせるものなのでなるべく避けた方が無難です。
・櫛(九四)…「 4 (死)」や「 9 (苦)」など昔から不吉とされてきた事から縁起が悪いものとされています。
・椿の花…首が落ちるように花が枯れるのでタブーとされます。
・履物(靴下等)…「踏みつける」という意味があるので、お祝いには不向きです 。