昇進・栄転祝いのお返しギフト

昇進・栄転祝いのお返しギフトとは

昇進や栄転をしたことで周囲の方から贈り物を頂いたり祝福してもらったことへのお返しが昇進・栄転祝いのお返しです。基本的には昇進・栄転祝いを受け取ってもお返しは必須ではありません。しかしそこであえてきっちりと感謝の気持ちを伝えておくことで「さすがの気遣いだ」と周囲によい印象を与えることができます。特に高額な品物を受け取ってしまった場合は感謝の気持ちを込めてお返しをする方がよいでしょう。
喜ばれる昇進・栄転祝いのお返しギフト

極端に安すぎるものやありきたりのものより、できればキラリと光るお品を贈ることができれば、昇進後に周囲への気遣いを演出でき、喜ばれるギフトになります。贈り物は昇進祝いを頂いた本人だけでなく、家族全員に喜ばれるものがおすすめです。特に上司へ贈り物をする場合は失礼のないよう、ある程度品物の質も良い物が良いでしょう。また、栄転の場合は当地で評判が良いギフトであれば話題にもなっておすすめです。

肥後庵では年齢や性別の異なる家族全員に喜ばれるフルーツギフトをおすすめしています。高級果物は普段は食べ慣れていない、見慣れていないものだからこそ、受け取った側の家族間で会話も弾むことでしょう。
一筆箋をつけると喜ばれます

上司や同僚からのお祝いの気持ちに対して、「応援してくれてありがとう!」「おかげさまでうまくいきました」と、お礼を伝えるのが昇進・栄転祝いのお返しギフトです。応援してくれたことへの感謝の気持ちを伝え、喜ばれるには一筆箋を添えることをおすすめします。届いた贈り物にメッセージがついているだけで喜ばれることは間違いありません。贈る側は「たった一言のメッセージだし…」と遠慮することはありません。ぜひ積極的に一筆箋を活用しましょう。


【メッセージを書くときのポイント】
一筆箋をつける際、文例からまるまるコピーをしたことが分かるようなメッセージではなく、できれば自分の言葉で書きましょう。もらったから仕方なく義務感で書いた、ということではなく昇進を祝ってくれてありがとうという気持ちを伝えると喜ばれますし、昇進後の関係も良好でいることができます。その際、昇進したくてもできなかった方がいることを考えて自画自賛になり過ぎないよう、文章は今後の仕事への意気込みなどにするとよいでしょう。
・お祝いへのお礼
・今後の仕事への意欲
・相手の健康を気遣う言葉
【文例集】
▶▶▶会社の同僚へ(部署宛)
この度は温かいお心遣いをありがとうございます。今後は今まで以上に尽力し、少しでも皆様に貢献できるよう誠心誠意努めてまいります。今回は心ばかりのお品を贈らせて頂きますので、課の皆さんで楽しんでいただければ幸いです。今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

▶▶▶会社の上司へ(個人宛)
○○さん。今回は心温まる昇進祝いをありがとうございました。昇進できたのは○○さんからの多大なるサポートのおかげで感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ力不足の部分もありますが、今後もよろしくお願いします。少しばかりの気持ちにスイカとメロンの詰め合わせを贈らせて頂きますので、ご家族でお召し上がりください。今後も引き続きよろしくお願いします。
▶▶▶友人へ
忙しい中、わざわざ素敵なお祝いをしてくれて本当にありがとう。日頃からくれたアドバイスのおかげです、感謝しています。さて、頂いたお祝いへ少しでも感謝の気持ちを込めてフルーツギフトを贈らせてもらいました。家族のみんなで食べてもらえるとうれしいです。暑くなってきたので体に気をつけてね。今回は本当にありがとう。

【昇進・栄転祝いお返しギフトの熨斗(のし)の書き方】
「贈り主」:性/姓名
「表書き」:御礼
「水引き」:紅白蝶結び
昇進・栄転祝いのお返しギフトを贈るタイミング
贈り物はお祝いの品をもらった直後は避けて、1週間前後がよいでしょう。あまり早く返してしまうと機械的に取られてしまったり、贈り物をしたことでかえって気を遣わせてしまったと思わせてしまうことがあります。

贈り物の金額相場
部署全体へのお返しは5,000円〜1万円程度、個人へのお返しは3,000円〜5,000円程度です。一般的には頂いたお品物の3分の1〜半分くらいを目安にするとよいでしょう。

避けた方が良いギフト
・取り扱いに手間がかかるもの…後処理に困る置物より消えてしまう飲食物がおすすめです。
・極端に高い(安い)ギフト…極端に高い、または安いものだと気にされる方もいらっしゃいます。金額の相場を目安に選ぶようにしましょう。