季節の挨拶(春)5月

5月の新緑のきらめきを表現しよう!

桜の季節はあっという間に終わり、色の濃い新緑の季節になります。5月は春が終わり、ゴールデンウィークの連休、母の日とイベントが続いていきます。ぽかぽかと穏やかな陽光の中に力強い日差しが混じり始め、いよいよ「初夏」という言葉通りの季節となります。初夏を感じられるような手紙にするには、季節感のある表現を入れるようにしましょう!

「青空」
「緑葉」
「ゴールデンウィーク」
「こいのぼり」
「母の日」
などがそうです。これらを文章にすると下記のようになります。

「晴れの日は汗ばむ季節ですね」
「近所でこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいます」
「ゴールデンウィークはどこかお出かけになりましたか?」

こうした表現を手紙に入れることで読んだ相手は思わず「春が終わってもうすっかり5月なんだなあ」と感じられることでしょう。手紙に情緒豊かな季節感を表現することで、読んだ相手の気持ちを動かすことができます!
手紙を出すタイミングで使い分ける表現!

月のメッセージは手紙を出すタイミングによって使用する表現が違ってきます。

<上旬>
「いよいよゴールデンウィークが始まりますが、どこかお出かけになりますか?」
「ゆく春を惜しむ間もなく目に眩しい緑葉の季節ですね。」

<中旬>
「朝夕の油断できない冷え込みで着ていく服に迷うこの季節、お互い風邪など引かないようにしましょうね。」
「窓を開けると庭を抜ける風がとてもさわやかです。」

<下旬>
「5月も終わりが間近となり、日中はすっかり汗ばむ陽気となりました。」
「きらめく緑葉と陽光の中に夏らしさを感じます。」

など過ぎゆく春惜しむ言葉から夏の始まりへと変わっていく季節感を表現してみましょう!






【メッセージを書くときのポイント】
できるだけ春らしさを感じられる手紙になるキーワードを入れるようにします。
「青空」
「緑葉」
「ゴールデンウィーク」
「こいのぼり」
「母の日」
こうしたキーワードがあるだけでもグッと心に迫る手紙になりますよ!
【文例集】
▶▶▶改まった相手へ(ビジネス関係者へ) 5月に入り、陽ざしも少しずつ強くなって参りました。貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。毎々格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。この度は初夏に一番おいしい熊本のスイカとメロンの詰め合わせをお送りさせて頂きましたのでご笑納ください。来る夏に向け、ますますのご隆盛を心よりお祈りいたします。

▶▶▶お世話になっている恩師へ
◯◯さん、ご無沙汰しておりますがいかがお過ごしですか?近所の公園を散歩していると、太陽の光にキラキラと反射する新緑がとてもきれいで、うっとり眺めていると私の心も明るくなってきました。ゴールデンウィークはどこかへお出かけになりましたか?ネットショッピングをしている時にふと、トマトの詰め合わせが目に留まったので贈らせて頂きます。甘くておいしいと評判のフルーツトマトと塩トマトをぜひ家族の皆さんで楽しんでくださいね!それでは次は夏休みにお会いしましょう!

▶▶▶仲のいい友人へ
やっほー!元気にしている??ちょっと前まで桜が散るのを名残惜しく眺めていたのに、今は濃厚な緑が目に楽しい季節になったね!甘党のあなたへの誕生日プレゼントは随分と迷ったけど、極上のおいしさと噂の肥後グリーンメロンをプレゼントすることにしたよ!ちょっと前に食べたけど本当においしかったのでおすそ分けとしてどうぞ!夏本番になる前にさわやかな風の中で、お茶をしながらゆっくりおしゃべりしましょう!