季節の挨拶(冬)1月

1月らしさのある手紙の書き出し

1月はのんびりとお正月を過ごしながら年初の目標を立てたり、成人式や大学のセンター試験などその年を決める「始まりの月」です。昨年までとは気持ち新たに一歩を踏み出す姿勢でいる事が多いでしょう。そんな1月に書く手紙にはどのようなキーワードがいいでしょうか?下記にいくつかピックアップしてみました。

「七草がゆ」
「お正月」
「成人式」
「スキー・スノーボード」
「お雑煮」
「雪」
「初詣」
「初夢」

お正月に関連する獅子舞や初夢、お雑煮といったキーワードを入れ、楽しんでいる様子を書き綴ると臨場感のあるメッセージになりますよ!手紙の挨拶はできるだけ「季節感」のある書き出しがおすすめです。年中使える「お久しぶり」「ご無沙汰しています」といったものではいまいちしっくり来ませんし「あけましておめでとう」だけではありきたりで定型文っぽい…。そんな場合は下記のような1月のキーワードを入れて書いてみましょう。

「街を歩いていると獅子舞を見かけ、公園へ行くと凧が揚がっています。そちらはお正月を楽しんでいますか?」
「こちらは寝正月と暴飲暴食でふっくらした姿になってしまいました。家族3人で迎える初めてのお正月はいかがでしょうか?」
「初詣のおみくじで大吉を当てたので、幸運をおすそ分けするつもりでペンを走らせています」

1月のキーワードはお正月らしさが色濃く残るものにすると、読んでいて「先方も楽しんでいるな」と微笑ましいメッセージになります。また、元旦にすでに年賀状を送っている相手にはあえてお正月らしさを外した成人式やセンター試験、ウィンタースポーツなどのキーワードを使っても季節感のあるメッセージになります。
「今年もよろしく」で締める!

1月はその年最初の月になるので相手にも「今年もよろしく!」という新年への意気込みを書くようにしてみましょう。また、寒い時期ですので相手の体調への気遣いを書くのも喜ばれる手紙になります。

「今年はいよいよ息子さんが大学入試ですね!まずはセンター試験の成功をお祈りしています!」
「そちらはすでに雪が降り始めている頃でしょう。身を切るような外気の中での通勤は大変かと思いますが、くれぐれもお身体に気をつけて」
「ゆっくりと流れていたお正月時間が終わり、これから仕事に忙しくなりますね。今年もお互いいい年でありますように」

1月はのんびりとお正月を過ごした後、誰しもが忙しい日常へと戻っていきます。冬の寒さやお正月から日常への回帰、新年への意気込み等が伝わるメッセージになるよう、参考になれば幸いです。






【メッセージを書くときのポイント】
できるだけ冬らしさを感じられる手紙になるキーワードを入れるようにします。
「七草がゆ」
「お正月」
「成人式」
「スキー・スノーボード」
「お雑煮」
「雪」
「初詣」
「初夢」
「凧揚げ」
こうしたキーワードがあるだけでもグッと心に迫る手紙になりますよ!
【文例集】
▶▶▶改まった相手へ(ビジネス関係者へ)
厳しい寒さの中で福寿草が微笑むこの頃となりましたが皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。御社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。旧年中はご多忙のところ何かとお世話になりました。さて、新しい年を迎えたご挨拶と熊本の朝摘みいちごを贈らせて頂きました。どうか皆さんでお楽しみ頂けると幸甚に存じます。それでは今年も一年間よろしくお願い申し上げます。

▶▶▶お世話になっている恩師へ
遅ればせながらあけましておめでとうございます。家の前からは門松もなくなり、忙しい日常が戻ってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?キッチンできれいに咲くシクラメンを眺めている内に「お元気かな」と思いこうして筆を走らせています。今年一年のご挨拶と旧年のお礼を兼ねて冬のスイカとメロンの詰め合わせを贈らせて頂きました。おいしいフルーツで家族の皆さんで楽しんで下さい。落ち着いたらおまたそちらにお伺いします。末筆となりますが今年も一年よろしくお願い申し上げます。

▶▶▶仲のいい友人へ
気がついたらざわついていたお正月の喧騒が過ぎ去り、久しぶりの大雪が街から色を奪い取って白く染め上げていました。元気にしてる?こちらは初詣へ出かけ、帰りに地元で有名なラーメン屋に並んで食べて帰りました。年内に贈ることができなかったけど、今年一年のご挨拶にこちらで有名な晩白柚という柑橘果物を贈ります。99%食べたことがないと思うけど、99%おいしいと言わせてみせる自信があるのでぜひ食べてみて。私は毎年冬の季節に食べるのがお決まりなのでぜひ共有したくて。気に入ってもらえるとありがたいです。また来月会いましょう!